|
第1部 アルファベット
FFFF JJJJ FFFF JJJJ FJFJ JFJF
FJFJ JFJF FJJF JFFJ FJJF JFFJ FFFJ FFFJ
第2部 英文
We can see the moon in the
sky at night.
Long ago people had some dreams about the moon. Some people thought there
were animals on it, and some thought that people were living there. But
there are no animals and no people on the moon, because the moon has no
air and no water. It has some dark places called "seas," but they have no
water in them. The surface of the moon is covered with rock. Because there
is no air on the moon, it is very hot when the sun is shining. As soon as
the sun goes down, the surface of the moon gets very cold.
Scientists have studied the moon for many years, and we have learned a lot
of things about it. Our idea of the moon is different from the ideas that
people had many years ago. But even now we have dreams when we see a
beautiful moon at night.
第3部 ひらがな文
おじいさんがかぶをうえました。
「あまいあまいかぶになれ。おおきなおおきなかぶになれ。」
あまい、げんきのよい、とてつもなくおおきいかぶができました。
おじいさんは、かぶをぬこうとしました。
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
ところが、かぶはぬけません。
おじいさんは、おばあさんをよんできました。おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
それでも、かぶはぬけません。
おばあさんは、まごをよんできました。まごがおばあさんをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
まだまだ、かぶはぬけません。
まごは、いぬをよんできました。いぬがまごをひっぱって、まごがおばあさんをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
まだまだ、まだまだ、ぬけません。
いぬは、ねこをよんできました。ねこがいぬをひっぱって、いぬがまごをひっぱって、まごがおばあさんをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって
「うんとこしょ、どっこいしょ。」
それでも、かぶはぬけません。
ねこは、ねずみをよんできました。ねずみがねこをひっぱって、ねこがいぬをひっぱって、いぬがまごをひっぱって、まごがおばあさんをひっぱって、おばあさんがおじいさんをひっぱって、おじいさんがかぶをひっぱって
やっと、かぶはぬけました。
第4部 小説(宮沢賢治・銀河鉄道の夜より抜粋)
ジョバンニが学校の門を出るとき、同じ組の七八人は家へ帰らずカムパネルラをまん中にして校庭の隅の桜の木のところに集まっていました。それはこんやの星祭に青いあかりをこしらえて川へ流す烏瓜を取りに行く相談らしかったのです。
けれどもジョバンニは手を大きく振ってどしどし学校の門を出て来ました。すると町の家々ではこんやの銀河の祭りにいちいの葉の玉をつるしたりひのきの枝にあかりをつけたりいろいろ仕度をしているのでした。
家へは帰らずジョバンニが町を三つ曲ってある大きな活版処にはいってすぐ入口の計算台に居ただぶだぶの白いシャツを着た人におじぎをしてジョバンニは靴をぬいで上がりますと、突き当たりの大きな扉をあけました。中にはまだ昼なのに電燈がついてたくさんの輪転器がばたりばたりとまわり、きれで頭をしばったりラムプシェードをかけたりした人たちが、何か歌うように読んだり数えたりしながらたくさん働いて居りました。
ジョバンニはすぐ入口から三番目の高い卓子に座った人の所へ行っておじぎをしました。その人はしばらく棚をさがしてから、
「これだけ拾って行けるかね。」と云いながら、一枚の紙切れを渡しました。ジョバンニはその人の卓子の足もとから一つの小さな平たい函をとりだして向うの電燈のたくさんついた、たてかけてある壁の隅の所へしゃがみ込むと小さなピンセットでまるで粟粒ぐらいの活字を次から次と拾いはじめました。青い胸あてをした人がジョバンニのうしろを通りながら、
「よう、虫めがね君、お早う。」と云いますと、近くの四五人の人たちが声もたてずこっちも向かずに冷くわらいました。
ジョバンニは何べんも眼を拭いながら活字をだんだんひろいました。
六時がうってしばらくたったころ、ジョバンニは拾った活字をいっぱいに入れた平たい箱をもういちど手にもった紙きれと引き合せてから、さっきの卓子の人へ持って来ました。その人は黙ってそれを受け取って微かにうなずきました。
ジョバンニはおじぎをすると扉をあけてさっきの計算台の所に来ました。するとさっきの白服を着た人がやっぱりだまって小さな銀貨を一つジョバンニに渡しました。
|