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毎パソ通信「りてらしぃ」 第118号(2007/03/14)
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この通信は毎日パソコンコンクール(毎日新聞社、日本パソコ
ン能力検定委員会共催)が目指す基礎的なコンピュータリテラ
シィの涵養を進めるため、主に小・中・高校の指導者向けに発
行しています。ご不要の場合はお手数ですが、毎日パソコン入
力コンクール事務局宛(info@maipaso.net)に受信拒否と表示
してメールを送信してください。その際、校名もお書きいただ
ければ幸いです。
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━━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.第6回毎パソ受賞者・学校に聴く その4
優秀小学校賞 岡山県岡山市立伊島小学校
2.情報教育関連ニュース(MSN-Mainichi INTERACTIVE 教育リンク)
○情報モラル対策急務 「社会全体での対策が必要」
○教員のICT指導力チェックリスト決まる 文科省検討会
3.毎パソのソフト提供
○「毎パソ学校サイト」のソフトを使用して行われた研究授業の
動画、基礎から練習ができるタイピングソフトなどを無料配
信しています。
4.毎パソ案内速報
○第7回毎日パソコン入力コンクール開催決定!!
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1.第6回毎パソ受賞者・学校に聴く その4
優秀小学校賞 岡山県岡山市立伊島小学校
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◎日々これ工夫で小学校の情報教育を拓く◎
筆者の都合でしばらく間が空きましたがシリーズの続きです。
今回は情報教育担当として縦横に活躍し、考えを深めておられ
る岡山市立伊島小学校の足羽和明教諭(43)の登場です。質
問メールに、長文の回答をいただきました。日々の実践に基づ
いた教育論は説得力があり、内容も豊か。割愛するのは残念な
のでウエブの利点を生かして再質問部分も生かし、ほぼ全体を
収録しました。(◎の見出しは編集部が付けたものです)。
Q 学校教育におけるキーボード入力の位置づけをどのよう
にお考えでしょうか。また、ふだんどのような取り組み
をされていますか。
A 情報教育は,情報化の進む社会において小学校でも欠か
すことのできない教育と考えています。キーボード入力
のスキルは,その基礎と位置づけています。情報教育が
コンピュータを使う教育と同じだとは,考えていません
が,コンピュータを表現ツールの一つと考えると,コン
ピュータに入力することに抵抗があったり,入力するこ
とにたくさんの時間を要するようでは,コンピュータを
道具として学習に使うことができません。紙と鉛筆のよ
うに使えてこそ,初めてコンピュータらしい表現が可能
になると考えています。ただ,キーボード入力は,早け
れば早いほどいいと思われがちですが,パソコンで表現
する以前に紙とペンを使った表現も必要な学習です。ロ
ーマ字を学習していない低学年のうちは,手書きの表現
をしっかりと経験させてやりたいと考えています。ロー
マ字を学習するのが4年生からとしているので,本校で
は、ローマ字の学習と同時にキーボードを使ったコンピ
ュータ入力の練習も始めます。
本音を言えば,もっと早い時期,2年生からでも十分身
につくものと考えられます。しかし,学校現場でのコン
ピュータの台数,指導する時間の枠組み等,学校で指導
するには,条件が足りないのが現状です。本校では,全
校児童数約760人に40台のノートPCを活用してい
ます。
◎手書きでまず表現の基礎を作ろう◎
Q 低学年のうちは,手書きの表現をしっかりと経験させる
というお考えは全く同感です。専門家のお立場からさら
に踏み込んでご意見を伺えれば。
A 足羽教諭 学校での学習もいろいろありますが,B4サ
イズに新聞と称して,学習のまとめを手書きで書いたり,
壁に掲示してみんなで見えるように模造紙に書きまとめ
たりします。手書きは,コンピュータとは違う良さとし
て,自由な発想で(逆に崩れてしまうことも多々ありま
すが)書きたいものを書くことができますね。たくさん
経験を積んでおけば,友だちからもよりよいものを吸収
してきます。コンピュータを使うようになっても,手書
きでした経験やレイアウト等が生きてくると思います。
また,コンピュータだけに頼らず,目的に応じて方法を
選択するようにもなると考えています。
Q なるほど。その後の実践について話を続けて下さい。
A 4年生の1学期にローマ字学習と同時にキーボード入力
の練習を始めます。知識として書いたり,読んだりでき
るようになったら,後は,スズキ教育ソフトの運営する
キーボー島サイトで,練習をします。スモールステップ
でキーボードの配列を訓練できるようになっている上,
ライバルとなるキャラクターが設定されているのも子ど
もたちのやる気を高めてくれます。指導者としては,子
どもたちにあきらめさせない工夫と飽きさせない工夫を
しています。
あきらめさせない工夫として,他の友だちの進級状況の
紹介があります。キーボー島サイトには,指導者が学習
経過を確認できるようになっているので,それをチェッ
クして進級の様子をプリントして見せ,応援の声かけや,
行き詰まっている点を解消するよう,指導しています。
子どもたちにとって友だちの頑張りは何よりの励みとな
るのです。1級を突破した児童には,キーボー島サイト
から印刷できる賞状をカラープリントして,子どもたち
の前で表彰することにしています。
あきさせない工夫としては,時間を区切ってさせること
です。時間をかければ上達するのですが,かけ過ぎても
飽きてしまいます。長時間はやらないで,回数を多く与
えてやるようにしています。また,キーボー島サイトに
は,初段をクリアーしても全国ランキングにチャレンジ
するページがあり,速く正確に入力すれば得点をあげる
ことができ,全国にライバルを求めてチャレンジし続け
ることができるのです。
コンピュータを活用する学習の中で数分間は,入力トレ
ーニングができるように時間を与えるようにしています。
また全国ランキング表を掲示することもあります。
キーボード入力は,あくまで基礎。その力を使って表現
することをあらゆる学習で行っています。学習したこと
のまとめとしてコンピュータを使って新聞作りをしたり,
作文を書いたりします。HPやプレゼン制作,ネット検
索等,それらの学習の中でもコンピュータ入力の力を発
揮しています。
◎キーボー島使用の発展から毎パソに参加◎
Q 毎パソに参加されるようになったきっかけはどういうこ
とだったでしょうか。
A 4年生〜6年生は4月にキーボー島のIDを取得し,ス
キルを高めていたのですが,夏を過ぎると子どもたちの
気持ちの中で,自分の身につけているレベルで満足して
しまって,さらに確かな力をめざそうとしなくなります。
そこで,さらに意欲を高めるための方法を考えていたと
きに毎パソを思い出したのです。よくよく調べてみると
学校一括申し込みをすれば,安い参加費用で申し込むこ
とができることがわかり,参加することにしました。
実は,毎パソは,3年前に毎日新聞の壁新聞等で知って,
気になるコンテストではあったのです。昨年度,子ども
たちも力をつけてきたので,毎パソソフトを何人かの子
どもに体験させてみました。しかし,全国レベルには程
遠く個人で参加するには敷居が高く感じていたのです。
今年は,4、5、6年生がキーボード入力の力をつけて
いるので,学校全体の力を試してみるうえで意義ある活
動になると思い,参加を決めたのです。
Q 子どもたちのレベルアップ意欲が薄れる原因について先
生はどう見ておられるでしょうか
A キーボー島は,小学生向けに作られているため,夏頃に
は,できる子どもたちは,すでに全級制覇してしまうの
で,だんだんと子どもたちの関心がなくなるのですね。
キーボー島の「全国ランキングに挑戦」のコーナーは,
ライバルが全国にいる訳なので,ここを上達した子ども
たちが使っています。
Q 毎パソソフトについて感想、ご意見をお願いします。
A コンテストソフトが無償でダウンロードでき,練習を繰
り返しすることができること。すぐに結果を返してくれ
る点も良くできたソフトだと思います。さらに,成績結
果を個人別に残すこともでき,大会参加も同様にできる
点もすばらしいと思います。制限時間を変更できる点も
便利な機能だと思います。
今回の参加で困ったことと言えば,大会参加の際,デー
タをサーバにためて送信をしても,送ったことにならな
くて不安になりました。事務局に問い合わせたところ,
きちんとデータは届いていたのでよかったのですが,そ
の後の更新データを送るのに更新データだけでなくすべ
てのデータを送らなければならず,時間がかかったこと
と,データがきちんと送れているのか不安となりました。
何が原因かわかりませんが,なんらかのバグがあるので
はないでしょうか。ただ,事務局が迅速な対応してくれ,
不安をなくしてくれたのはありがたかったです。
本大会に参加する際に,初めての参加だったため失敗は
ないか不安がありました。それは,児童個人の問題では
なく,説明不足,ネットワークの不具合等,こちらの問
題です。今回は,教職員の申し込みもさせていただき各
担任に事前に試してもらい,児童に説明をしました。説
明画面だけでは,わからないこと,やってみないとわか
らないことがありますので,会場責任者のテスト参加が
できるようなしくみもあっても良いと思いました。
Q 毎パソに学校単位で参加することに何か苦労された点は
ありましたでしょうか。
A 学校長の許可は容易にとれましたが,やはりお金がかか
ることであるので,どのように参加費を捻出するか考え
ておく必要はありました。受益者負担というのが,本来
のあり方なのですが,学校教育で参加する場合,正規の
一人あたりの参加費は金額的にちょっと難しいです。そ
こで学校一括参加は非常にありがたかったです。しかし、
これも一人あたりで割ると端数が出て,集金しにくいの
です。本校では,PTAの理解をえて,援助をいただき
参加することができました。4年生以上の全員が参加す
ることで理解を得ることができたと思います。
記録証の発行するにあたっては,データはいただきます
ので,プリントするには,用紙とインク代が必要になり
ます。そこらあたりも今年度は用意できましたが,参加
するにあたっては予算化しておく必要がありますね。
◎自分の入力スキル試せる魅力◎
Q 毎パソ参加について生徒の反応はいかがでしたか。
A 教師側のねらい通り,子どもたちは,毎パソソフトを
使って,スキルを高めることができました。キーボー島
だけでなく,自分の入力スキルを試せるのがよかったで
す。まずは,手軽な「ホームポジションA,B」や「数
字・記号」を喜んでやります。力をつけてくると,「和
文」に挑戦していきます。正しく入力しなければ,いく
ら速くても点数が上がらないことだんだんと気づくよう
になる子どももあらわれました。
今回参加していない,下学年の子どもたちの中に,4年
生になったらできるようになると楽しみにしている子ど
もたちもいるようです。
自分一人だけでなく,友だちと競い合えたこと,クラス
対抗で競い合えたこと,そして,学校対抗で少しでも自
分たちの腕を上げようと取り組めたことが,良い成果へ
とつながったと思います。
谷口 泰三
(毎パソ運営顧問)
inui@mbp.nifty.com
○メールマガジンのバックナンバーは毎日パソコン入力コンクー
ルホームページにあります。(下記URLご参照)
http://www.maipaso.net/maipaso/melmaga.html
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2.情報教育関連ニュース(MSN-Mainichi INTERACTIVE 教育)
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○情報モラル対策急務 「社会全体での対策が必要」
学校サイトやプロフ(プロフィールサイト)、掲示板、子供
向けのコミュニティーサイトなど、ネットの中を“遊び場”に
する子供たち。子供のネット遊びを調査している群馬大学の下
田博次教授は「馳走してくれたり、車に乗せてくれる大人を、
子供たちは携帯電話の掲示板を使って探す。薬物も凶器も買え
る」と説明、「携帯電話を使うためには判断、自制、責任の3
つの力がいる」として、低学年への普及が進む現状を危惧(危
惧)する。2月、都内で開かれた「有害情報対策のためのネッ
トワーク推進フォーラム」「情報モラル等指導サポート事業
実践研究協力校成果発表会」から報告する。(続きは下記URL
から)
【MSN-Mainichi INTERACTIVE 教育】
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/
net/news/20070314org00m040036000c.html
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○教員のICT指導力チェックリスト決まる 文科省検討会
コンピューターやインターネットを授業に生かす力がどのく
らいあるのか。教員の「ICT(情報コミュニケーション技術)
を活用した指導力」を測る基準が公開された。文部科学省の「
教員のICT(情報コミュニケーション技術)指導力の基準の
具体化・明確化に関する検討会」の第6回が19日、東京都千
代田区で開かれ、すべての教員を対象にしたICT活用指導力
チェックリスト18項目が決まった。文科省が毎年実施してい
る「教育の情報化に関する実態調査」の指導力の項目として、
今年度から利用する。(続きは下記URLから)
【MSN-Mainichi INTERACTIVE 教育】
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/
net/news/20070314org00m040036000c.html
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3.お知らせ 毎パソ学校サイト
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「毎パソ学校サイト」のソフトを使用して、茨城県猿島郡総和
町で行われた研究授業の模様(動画などを含む)を配信中です。
その他、フリーウェアとして基礎から練習ができるタイピング
ソフトなどを無料配信しています。全国の小学校、中学校、高
校、大学など約800校で活用していただいております。
▼詳細につきましては、下記URLよりご覧ください。
http://www.maipaso.net/maipaso/school.html
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4.毎パソ案内速報
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○第7回毎日パソコン入力コンクール開催決定!!
第7回毎日パソコン入力コンクールの開催が決定いたしました。
第7回毎日パソコン入力コンクールの詳細につきましては、4
月2日(月)正午にコンクールホームページにて発表いたしま
す。第6回大会と同様に、6月大会、10月大会、全国大会、
2月Web大会という流れで開催を予定しております。
部門の新設や新機能を付加したソフトの配信など、さらにご参
加いただきやすいコンクールにするための準備を進めておりま
すので、楽しみにお待ちください。
【毎日パソコン入力コンクール】
http://www.maipaso.net
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編集発行人 :毎日パソコン入力コンクール事務局
〒198-0036 東京都青梅市河辺町10-14-12
日本パソコン能力検定委員会内
Tel.0428-24-1163
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